苦汁3000%

鬱、燦々

『ニートと結婚』というほど壮大な話ではないですけど

 

働きたくなきゃ家にいたきゃ家事だけやってたきゃパートで過ごしたきゃ「家庭に入ればいい」「女なら男より容易」よく聞きますね。実際言われたこともあります。

 

違うんですよ、根本的に。

 

性差の話ではないです。

例えば好きな人と結婚して「働きたくないのであれば、君は家にいてくれるだけ全然いいよ。」ありがたいお言葉です。しかし、相手は他人です。いくら愛していても、他人です。こちらサイドからしてみれば、いくら愛している人にそんな言葉をかけてもらっても、非常に申し訳ない気持ちが働きます。もちろん甘えますしその恩恵はここぞとばかりに受け取るでしょうが、旦那とはいえ他人様にここまで甘えていいものか、情けない、と私は思うでしょう。さらに、結婚したところで墓場まで一緒とは限りません。どちらかがいずれ離れていく可能性も大いにありえます。離婚率を見れば明らかですし、現に私の両親もそうでした。過去にどんなに愛し合い、子がいたとしても、です。

もちろん愛すべき人とずっと一緒に寄り添うのが理想ですし、そうしている夫婦もたくさんいます。ですが、私はバチクソゲロマブネガティブなので、結婚に対してそう思えないのです。いつか別れる日がくるかもしれないことを想定してしまいます。きっと人生損していますね。

一方、私は母親からは愛情を注いでもらいここまで育ったので、母親の元でニートをするのが一番安心安全なのです。(もちろん現実としてそうはなりませんが)

親から愛情を受けずに育った方もいるでしょう。または親がいない、など。私は幸いそのような経験がないので、親から一方的に与えられる安定した愛情を知らない、またはそんな愛情などない、と仰られる方の心情はきっと永遠に理解できかねるでしょう。

なので、これはあくまで私自身のケースです。私が今後「家庭に入ってニートをすればいい」とパートナーや世間からどんなに言われようと、悶々とした感情を抱えながら一生を過ごすでしよう。

もちろん55歳の母親も老い先長いわけではないでしょうし、いつまでも無職で母親の元にいるわけにいきませんしね。

 

 

だから、働かなければならない。どんな形にせよ。