苦汁3000%

鬱、燦々

知らなかった左耳の穴を覗いたら昔の女がいた某クリープハイプのボーカルの従兄弟みたいな名前のブログ主の発祥の地はポップパンクであると声を大にして言いたい

鬱すぎるがゆえに仕事をサボり自宅のドアノブに細いベルトかけて首吊ってる最中に網戸にしてた窓から家に警察と救急隊が乗り込んできたため一命を取り留めてしまい、ついに「自殺未遂」というタグがついてしまった私のしょぼい人生に今まで彩りを与えてくれていたのがバンドであることを思い返した。自殺未遂なんてもはやネタになってる。それくらいでちょうどいいのかもしれないな。

だから今回は気分転換にみんな大好き我らのバイブス、バンドについて書こうと思う。今まで鬱&病みブログしか書いてこなかったから音楽関連のブログ緊張する。あとドトール冷房効きすぎて鳥肌やべえ。「よかったらこれ使いますか?」と横からパーカーを差し出してくれる吉沢亮どこだよ。

 

 

音楽を言葉で説明できる必要性はない、と太古の昔、石を尖らせて肉を切っていた高知能の猿たちですら言っていただろう。

確かに曲を聴いて直感で「あ、良い」と感じることや「メロディが好き」「この歌詞が心に響いた」など、抽象的なものがほとんどではなかろうか。自分もそうである。「これ聴いてると勝手に縦ノリしちゃうな」とか「英詞なに言うてるかわからんけどこの疾走感気持ち良い」「ライブでこの曲やったら絶対この部分で “ワンツー!!”ってみんなで合いの手入れるだろうな」といった具合に。オフスプのAll I Wantなんて小学生の時に空耳で聴いた「どぉぉらえもぉぉぉん!!」による先入観のせいで高校時代にオフスプにがっつりはまった時大変だったよ。これでオフスプ知った少年少女も少くなかろう。

  

ちなみに今この瞬間聴いているのはLUCKY TAPESだ。

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最近知った。2015年にデビューした日本のスリーピースバンドである。今年のフジロックにも出演していた。結構人気らしい。大好きなFIVE NEW OLDみがあってとても良い。と思ったらどうやら昨年はこの2バンドでカップリングツアーにも回っていたという。仲良いんやな。LTのツイッターにも2バンドのメンバー同士で写ってる写真があげられていた。ちな、FiNOの方がヴォーカルの声がエロい(3000%主観)。私の全身にワインぶっかけながら抱いてくれ。今回のテーマはこのFIVE NEW OLDだ。以後お見知り置きを。彼らと同様に、上記のLUCKY TAPESも西海岸とシティポップを融合させた感じで、夕暮れの海岸沿いまたは夜の首都高を清原翔がスポーツカーブンブンさせてる画が容易に浮かぶ。

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 メンヘラの皆さんならおなじみ、恋人ができたのに元カノに未練タラタラクソ男の楽曲MVに登場してるイケメンメンノンモデルですぺろぺろ。

 

それはさておき、音楽用語を使った適切な説明ができない自分が憎い。耳のピアス全部引きちぎってやりたいくらい憎い。痛い。音楽とかバンドの紹介またはアンチ記事書いている人のブログ見るとばちぼこ面白いもん。どんな教育受けてきたらそんな文章書けるんだよ。アフィリエイトニキたちが羨ましすぎて脱糞しそう。

 

 

導入が長すぎてめちゃめちゃ読みにくい記事になってると思うほんとすみません菓子折り差し上げます。

 

上にあげたFIVE NEW OLD、今やシティポップ系のグルーヴィかつムーディな楽曲が多いが、実は2012年に初めて発売されたアルバム『LOVESICK』はもろもろのもろポップパンク全開なのである。帰国子女のボーカルHiroshiによるなめらかな英詞とポップでキャッチーなメロディーに乗せられる甘く切ないラブロマンスリリックが当時ピュアピュアプリティバージンガールだった私の心を抉ってきた。特にトラック1曲目に収録されているる"Something You Want Is Something I Don’t"。リズムやメロディ運びは典型的なポップパンクのそれ。爽やかさマックス。縦ノリ捗る。サビに挟まれる合いの手 "HEY!!" もサビを盛り上げる大きな役割をになってるし華やかさに拍車がかかっている。私は最初これを聴いて「うっっっっわ日本版ALL TIME LOWじゃん好き愛してる」となった。

 

蛇足だけど、実際ATLの2013年の来日単独ツアーの名古屋公演のオープニングアクトはFiNOだったんだよ。私はこのツアーの東京渋谷O-EAST行ったけどOAはマイファスだった。あのHiroがダセエネルシャツ羽織って「僕らのこと知らない人ばっかだと思うけど名前だけでも覚えて帰ってください!」ってMCしてた。あのHiroが。その2,3年後にサーキットで彼を見かけたときはおい鳩でもとまるんかってくらいつばの大きい黒のハットに足首まで覆う黒のマント羽織って横に美女侍らせてた。人は変わるさ。

 

某ドブネズミバンドの話は置いといて、上記のアルバムのラストトラック She’s The Only One Who Makes Me Rash" は、経験豊富な年上女性に恋する童貞少年のラブソングである。タイトルからもわかる通り、『彼女は僕を急がせる唯一の女性』つまり『彼女といると僕は無茶苦茶になってしまうんだ』といったところだろうか。歌詞の冒頭を見ていただきたい。

 

it was that night when she kissed me in my car,I couldn't hear the sound of stereo
i still remember the taste of her lips
she's just amazing and breathed me in
And she easily occupies me

以下和訳

車の中でキスをされて僕はステレオの音も聞こえなくなったんだ

今でも彼女の唇の味が残っているよ

彼女は本当に最高で僕は夢中になってしまった

彼女に簡単に支配されてしまうんだ

 

はい甘い。あまーーーーーーい!!!!ハンバーーーーーーーグ!!!!完全に主人公が下!!!!!!相手の女まじで楽しんでやがる。クソ、私もイケメン色白ヒョロガリ古着好き黒髪マッシュ男子大学生をもてあそびてえ。でもそういう雰囲気草食で恋愛とか女興味ないみたいに振る舞ってる男に限って性病持ちのセックス大好きちんこなんだよな。目を覚ませよメンヘラ女ども。愛がなんだよかったよね。

この曲を聴いてる私は女だけど、なぜか主人公の男の子に感情移入してしまう。車の中でのキス、いいよね。。。ふふっ。。あっ膣がナイアガラの滝にようになっtさらにすごいのが、この曲イントロは結構キャッチーで明るいんだよね。メロディーも爽やかかつ朗らかで。英詞だからぶっちゃけ歌詞カード見ないと何言ってるか英検2級TOEIC750TOEFL43の私にはさっぱりだけど、彼女に翻弄されてるのにその焦りと若干のまんざらでも無さとは裏腹にメロディがスムーズで綺麗なのがすごく良い。FiNOに限らないけど、ロックとかパンクとかってけっこう恋愛ソング多くて、しかもなよなよした感じの人物像とか童貞感とかそういった少年ぽさ、むずがゆい感じを出してくるラブソングってけっこうあると思うんですよね。なのにメロディやリズムはズンタタしてたり速かったり。語彙力の欠如が著しい。林先生助けて。

ボーカルの発音がまじネイティヴってのもあるけど、そういう曲作り、構成っていう面でも本当に彼らの音楽は「邦楽」に収まりきらないほど壮大でかっこいい。

 

あとCDのジャケットがおしゃれ。

 

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2014年10月リリース。500枚限定シングル。香水えっち。

 

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2015年6月リリース。1stフルアルバム。曲とジャケットのネオンが合いすぎる罪。

 

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2018年9月リリース。サポートベースを正式メンバーに迎えての新作。なにこの落書きみたいな線。猿でも書けそうなのになぜこんな代官山あたりのタワマンに住むセレブの部屋に飾ってありそうなデザインは。

 

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上3枚見た後に見るファンモンのジャケ写の安心感なんなんだろう。

 

 

私が初めて彼らを知ったのは2014年9月に渋谷eggmanにて行われたSeptaluckのライブで対バンとして呼ばれていた時だ。中学時代にアメリカのポップパンクバンドALL TIME LOWにハマって以来、GREEN DAYBlink182NEW FOUND GLORYといった外タレ、ELLEGARDENやTOTALFATといった国内バンドの巨頭たちを聴きながら毎日学校に通っていた私にとって、完全に彼らの音楽に影響受けまくりなFiNOの音楽にどハマりしてしまった。

 

まず、完全初見だった私の心をチェホンマンが絞ったかのように圧縮された雑巾のごとく鷲掴みにしたのはHiroshinougokida. そう、ひろしの動き。

彼はリズムギター担当でもあり、ピンボーカルとしてマイクの前に立つこともある。そんなピロシ様が歌う際、身体をくねらせることくねらせること。え?無脊椎動物なん?てかガリガリすぎひん?五臓六腑入ってる?生まれたたての子鹿みたいな四肢を曲に合わせながら、こう、形容しがたいな、感情込めてウネウネしてるんですよ。下のライブ映像を見ていただきたい。

youtu.be

 あああんんっっっっっっt、、、、!!!!!あっっっっ、、、、ちょっ、、、おま、、、えっっっっっっっっっっっっっち!!!!!!!!!!!えっちすぎる!!!!!!一体誰を誘ってんだ!?!?あ???もももももしや私か!??!??!!勝負下着つけてきてよかっつぁあああ神に感謝感激アメアラシ。。。

なかなかいないと思うんですよ、日本人のバンドマンでこういう外国人みたいな動きをする人って。そりゃあ9mmの滝とかブルハの甲本、ヘイスミの満なんかも独特の激しい熱い動きをしてますけども。だいぶ違うよね。バンドマンというよりもどちらかというとクラブの人間ぽさisあるよな、わかれ。加えて歌詞に合わせて動きをつけてるのよ。例えば相手の頬をなぞる仕草とか、歌詞の主人公のもどかしい気持ちを表情とともに表現している。もう彼が真のボーカリストだろ。歌う人=ボーカリストではなく、表現する人=ボーカリストなんだよ。Hiroshiはそれを見事にやってみせてくるんだよ。

これを初めてのライブで見せられたらもうね。完全に魅せられましたわ。私の中のメスが毛穴からドバドバと溢れて大変だったんだからな。

彼は音楽に合わせてこの動きが自然と出てるんだよなきっと。ほんとにこれはグッドムーブ。

 

また、パフォーマンスという点においてはもちろんボーカルだけでなくリードギターWataru、ベースShun、ドラムHayatoの演奏姿も見逃せない。Wataruはガタイがよく、熊さんみたいな風貌で包容力(物理)の塊といった感じだが、弦を弾く姿はとても繊細で、小さく踏むステップもかわいい。彼らの楽曲は当初こそポップパンクだったものの今はシティポップ寄りになっているからか、ギターソロもちょっとジャズ調だったりエフェクターも少し変わっている(と思う)。それを見事に引き上げている。あとガタイがでかいからかギターが小さく見えてかわいい。実際に話すと物腰も話し方もめっちゃ柔らかくてばちくそいい人。ベースShunは、前のベースYoshiが抜けた後にサポートから正式加入したメンバーで、私も正直ここ最近ライブいってないから語ることがない。ほんとごめんな。金もらってやってるブログじゃなくてほんとによかったふう。だけどどのバンドにもベースは不可欠で、グルーヴを生み出してくれるベースが正式に加入してくれたのはバンドにとっても視聴者、観客にとっても喜ばしいことは間違いないのだ。へけっ。(ぶっちゃけ前のYoshiさんのことすげえ好きでした。らぶ。)ドラムのHayatoは、たとえばメロコアのように裏打ちツービートみたいな疾走感のある曲のほうが叩きやすいってドラム経験者はみんな語るけど、FiNOのようなポップ、ジャズ、クラシック、ブラックミュージックなど様々な要素をとりこんだ100BPMくらいの速さの楽曲になるとドラムの技術は相当試される。らしい。8ビートしか叩けない私ですけどメロコアのライブも見てるとスピードが速いがゆえに逆にそのリズムで安定しやすいし、ぶっちゃけちょっとミスっても速すぎてみんな気づかないし誤魔化しがきく。一方スピードがゆっくりめな曲だと、叩く速度、腕、全身の動きもそれに合わせてスローになるから、極めて困難になる。え、ばりむずいやんFiNOのドラム。Hayatoさんほんますげえよ。しかもライブだと華麗に叩く場面もあるんだけど、やっぱり力強く腕振り下ろしたりするとこがもうね、えちえちのえちなんです。これもう完全にお色気目当てでライブに足運んでる害悪感が否め無さすぎる。

 

ていうかこれこの後にメロディとかリズムとか発声についても書く気満々まんこだったんだけどかなり長くなって読んでる人は学生のレポートに目を通す大学教授の気分を味わえてしまうからこの辺にしとくよ〜!ちなみに明日8/1と明後日8/2は新代田FEVERでこの人たちライブするよ〜!2日はバンアパと対バンやああ〜〜!!!

 

ここまで読んでくれたあなたは優しく清らかできっとチャーハンを作るのが上手い。

ありがとうございまりおねっと。

 

ほな、このへんで。